サッカー中継を見ているとき、アナウンサーや解説がちょっとしたスペイン語をまぜて話しているのを見て、「なんか専門家っぽくてかっこいいな」と思ったことはありませんか?
この記事では、知っているとちょっと自慢できる、スペイン語のサッカー用語一覧をカテゴリに分けて紹介します。
1. ゴールキーパー
このカテゴリにはゴールキーパーしかいませんね。
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2. ディフェンダー
「カリレロ(Carrilero)」は「鉄道員」という意味で「汽車のように休まず攻守にサイドを走り回る」プレーヤーのことです。日本語でいうと「ウイングバック」に近いのかもしれません。「デフェンサ・セントラル(Defensa central)」と「セントラル(Central)」は略すか略さないかだけの違いです。日本語でもセンターバックのことを単に「センター」と言うときもあります。これと同じですね。
Posicionesdefensivas.png、引用元: Wikipedia
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3. ミッドフィルダー
「インテリオール(Interior)」というのは「インサイド(内側)」という意味なのですが、主に4-4-2のときのサイドミッドフィルダーを指します。日本語だと「サイド」というので、このポジションを「インテリオール」と言うのは違和感がある人も多いかもしれません。スペインではこのポジションの選手は単にサイドに張るのではなく、状況に応じて内側に入ってプレーすることが当たり前と思われているのかもしれません。こういうところに国ごとのサッカー感やその成熟度の違いが出ているのかもしれませんね。
Posiciones_de_centrocampistas.png、引用元: wikipedia
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4. フォワード
フォワードだけではないのですが、フォーメーションによって似たようなポジションでも呼び名が異なるようです。この辺は日本語と同じですね。中盤のアウトサイドは「インテリオール」と言いますが、4-3-3のアウトサイドは「エストレーモ(Extremo)」で「ウインガー」という意味(Extremoをそのまま英語にすると「Extreme = 極端」の意味)になります。これに対し「プンテーロ(Puntero)」はセカンドトップに近いタイプで得点力がある選手です。同じようなポジションでも役割で呼び方が違うようです。
4-3-3のとき
Formación433.png、引用元: wikipedia
4-4-2のとき
Formación442.png、引用元: wikipedia
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5. その他のサッカー用語
ここにある言葉はよく組み合わせて使われます。たとえば「ヘディングシュート」は「レマテ デ カベサ」と言います。「クリスティアーノ・ロナウドのヘディング」だったら「カベサ デ クリスティアーノ・ロナウド」です。
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いかがでしたでしょうか?
代表的な選手については、人によって考えが異なるかもしれません。同じ選手でもフォーメーションが変わればポジションも変わりますので、参考程度にしてください。また、「日本語」と書いてありますが、もともと日本発祥の言葉ではないので英語由来のカタカナ語ばかりです笑。「日本での呼び名」と考えてください。
スペイン語の実況を聞くことがあれば、注意して聞くと聞き取れると思うので(スペイン語は日本語と母音がほぼ同じなので聞き取りやすいです)ぜひチャレンジしてみてください。