ロマーリオ

ロマーリオ「ネイマールはPSGにいるかぎり世界最高の選手にはなれない」

現在はリオデジャネイロを代表する国会議員として活躍するロマーリオがスペイン紙『エルパイス』のインタビューに答えた。

自身のこと、社会のこと、サッカーのことなど様々なことについて語ったが、その中で、ブラジルの後輩ネイマールが今夏にパリ・サンジェルマンに移籍したことについても触れた。

PSGではバロンロールは獲れない

まずは「ネイマールの移籍については、バルセロナは完敗だったね」と古巣にひと言。

「自分が見聞きした範囲では、ネイマールはパリ・サンジェルマンに移籍できて満足しているようだから、パリでの活躍を願っている。選手にとっては、幸せを感じられる環境でプレーすることが一番だ。ただ、バルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したことで、世界最高の選手になるのは難しくなったと思う。ネイマールはすでにそのレベル(バロンドールを獲れるレベル)にあるプレイヤーだけど、今回の移籍によって一層難しくなったと思う」とロマーリオ。

ロマーリオは1993-94シーズンと1994-95シーズンをバルセロナで過ごしている。インタビューの中では、ヨハン・クライフが率いたチームから離れたことにも触れ、リオデジャネイロにいる家族や友人たちと一緒にいたかったと語った。

「バルセロナではずっと幸せだった。ただ、1994年のワールドカップのあと、24年ぶりに優勝してブラジルに帰ったら、みんながとても歓迎してくれた。それを経験して、リオデジャネイロにいた方がもっと幸せだと確信したんだ」

ブラジルに帰ったのは絶対にお金のためではない。幸せのためだ。子供や両親の近くにいたかった。お金よりそのことが重要だった」



ネイマールについては、メッシとクリスティアーノ・ロナウドを上回ってバロンドールを獲得する可能性もないわけではない、と続けたが、「ゴール数では彼らの方が上だ。彼らのエリア内での実績はすばらしい。その点ではこの二人が有利だろう」と結んだ。

ブラジルサッカー界の腐敗

『片方の目はボールに、もう片方の目は腐敗した協会に(Un ojo en la pelota y otro en los directivos)』というタイトルの本を出版し、ブラジルサッカー協会(CBF)の腐敗ぶりを白日の下に晒したロマーリオ。

この本の中で、ロマーリオは、CBFがひたすら金のためにフレンドリーマッチを利用していると指摘した。「現在の会長とその前2代の会長は本物の盗人だ。その証拠がどんどん出てくる。奴らは金を盗んだんだ。本来サッカーのために使うべきお金を悪用し、卑怯な方法で大金を自分の懐にいれてきた」

その後、スペインサッカー界でも腐敗が明らかになっていることにも触れ、ロマーリオは次のように結んだ。

「腐敗はバルセロナのようなチームの歴史をも汚すものだ。サンドロ・ロセル(バルセロナ前会長。今年5月に大規模な資金洗浄に関与した容疑で逮捕された)やスペインサッカー協会の幹部は刑務所に行かなくてはいけない