アルゼンチン

ダリオ・ベネデット、ラウタロ・アコスタ等 2017アルゼンチンの要注目サッカー選手10人

スペインのメディア『ティキタカ』が、先日始まったアルゼンチンリーグでプレーする要注目のプレイヤー10人をピックアップしていた。この記事では、そこでとりあげられていたプレイヤーを紹介する。

1. ダリオ・ベネデット(ボカ・ジュニアーズ)

昨シーズン21ゴールをあげて得点王になったダリオ・ベネデット。年俸の大幅アップが決まったことにより、今シーズンもボカ・ジュニアーズでプレーすることになり、彼を狙っていた多くのクラブは今シーズンも彼を敵として迎えることになってしまった。昨シーズン、彼のチーム加入によりボカ・ジュニアーズはチームとしてのクオリティを大きく上げた。現在では代えのきかない選手になっている。

2. エドウィン・カルドナ(ボカ・ジュニアーズ)

このコロンビア人アタッカーはボカ・ジュニアーズにとって欠かせない戦力になっており、リーグ優勝と翌年2018年のコパ・リベルタドーレス出場権獲得を今シーズンの目標に掲げている。昨シーズンは、フレンドリーなパーソナリティを活かしてあっという間にチームに適応し、コパ・アルゼンティーナではその潜在能力を見せつけた。エドウィン・カルドナはこれまでのキャリアでメキシコなどいくつかの国でプレーしているが、所属したクラブすべてで才能を見せつけている。

3. イグナシオ・スコッコ(リーベル・プレート)

イグナシオ・スコッコはチームの主力としてプレーしていたニューウェルズを退団し、新天地をリーベル・プレートに求めた。新しいチームではコパ・アルゼンティーナに加えてコパ・リベルタドーレスにも参加することになる。グアラニではストライカーとして活躍したが、タイトルを獲得するためにはリーベル・プレートでそれ以上の活躍をすることが必要だ。

4. エンソ・ぺレス(リーベル・プレート)

エンソ・ぺレスは7シーズンをヨーロッパで過ごした後、アルゼンチンに帰ってきた。ヨーロッパではベンフィカやバレンシアでプレーし、高い評価も得ていた選手だ。今シーズンからはリーベル・プレートでその経験を活かし、ピッチ上のみならず、ピッチ外で才能あふれる選手たちをまとめる役目も求められることになる。

5. アレバロ・リオス(ラシン)

このウルグアイ人のMFはピッチ上を絶え間なく走りまわることで有名だ。また、頻繁に移籍をする選手でもあり、ほぼ毎シーズンチームを変えている。今シーズンからはアルゼンチンのラシンでプレーすることが決まり、彼にとってはアルゼンチンリーグのデビューとなった。コパ・スダメリカーナのベスト8にコマを進めているチームにとって、彼の加入は頂点を目指す戦いの助けになるだろう。来年のワールドカップを見据え、レギュラーとしてプレーすることを目指している。




6. フェルナンド・ベルスキ(サン・ロレンソ)

今シーズンのサン・ロレンソの成績は、このベテランアルゼンチン人アタッカーが活躍できるかどうかで決まるだろう。彼が活躍できれば、チーム全体も輝くはずだ。昨シーズンは6ゴールを決め、数多くのアシストを記録した。在籍3シーズン目となる今シーズンはコパ・リベルタドーレスの出場権を手に入れることが目標になる。

7. ラウタロ・アコスタ(ラヌース)

ラヌースのウインガーであるラウタロ・アコスタは昨シーズン最も輝きを放った選手の一人といえる。残念ながら敗退してしまったものの。コパ・リベルタドーレスでのザ・ストロンゲスト(ボリビア)やウニオン・サンタフェとの試合では素晴らしい活躍を見せた。ケガからの復帰後もこれまでどおりのプレーができるようなら、チームにとって欠かせない存在として居続けることができるだろう。

8. ワンチョペ・アビラ(ウラカン)

クルゼイロで不遇の時代を過ごした後、ワンチョペ・アビラはウラカンに帰ってきた。もともろ潜在能力は高く評価されており、クルゼイロでも出場機会を得た時はゴールという結果を出していた。このストライカーは何か月もの間、継続的なプレー機会を得ることを待ちわびていた。エリア内での強さには定評があり、2016シーズンには15試合で11ゴールを決めている。

9. ルーカス・メラーノ(エストゥディアンテス)

ルーカス・メラーノの加入はエストゥディアンテスに新たな風を吹き込んだ。将来性の高い選手たちの成長を促し、かつてのパボーネや「ガタ」フェルナンデスのようにチームに力を与えたのだ。ルーカス・メラーノは24歳のときにポートランド・ティンバースでアメリカのMLSで優勝している。エストゥディアンテスへの移籍を機に、プレイヤーとしてもさらなるレベルアップを狙っている。

10. フェルナンド・サンペドリ(ロサリオ・セントラル)

ここ数年のサンペドリのキャリアアップは驚くべきものだ。2014年には上から4番目のリーグでプレーしていたが、昨シーズンにはアトレティコ・トゥクマンでコパ・リベルタドーレスに出場し、凡庸な選手の一人からトップ・プレイヤーまで一気に駆け上がった。今シーズンはロサリオ・セントラルに移籍したが、新たなチームでもそのゴールでサポーターたちの心をすぐにつかむだろう。トーナメント戦に強く、昨シーズンはリベルタドーレスで5ゴール、コパ・スダメリカーナで6ゴールを記録した。